2006年09月02日

[著作権]共同著作者の認定

ひとつの著作物(作品)を作り上げるのに、複数人が関わっている場合があるが、単に分業したのでない場合、誰が著作者と言えるのだろうか?
法律的には共同著作者をどのように認定していくか、という論点であるがこれは悩ましい問題であろう。

この点につき関与者の意思を基準にするものもあるが、私は疑問を感じる。
たとえば、アイディアを出したに過ぎない者が創作に関わっているんだ、との意思表明をしたとしよう。この説では、共同著作者となるが、アイディアを出した「だけ」の者が著作者として権利を付与されるのは、表現の保護法である著作権法の理念と相容れないのではないか。
別の例も挙げる。専門家のインタビュー記事で、口述した専門家が単に学術的な返答をしただけ(事実を述べただけ)にすぎないとする。この場合も意思次第で著作者となるのは不自然ではないか。その専門家はなんら「創作的な表現」に寄与していないのである。

私は、創作的表現作出に関与があればいいのではないかと考えるが、その立証が困難であることは否めない。今後、考えていきたい。
posted by かんぞう at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。