2010年01月25日

[意匠]IP5での画面デザインの意匠制度による保護状況の整理

日本ではまだあまり使われていない(年間150件程度)画面デザインに関する意匠登録であるが、たとえば欧州ではOSメーカなどが積極的に画面デザインについて意匠登録を行っているようである。
覚え書きとして、主要国(いわゆるIP5)での保護状況とその根拠について、特許庁の資料(注1)をもとにまとめてみた。

□米国:画面デザインの保護=運用により○
根拠:審査指針1540.01(a)(注2)
保護の要件:物品(画面)に応用または具現化されてること

□欧州:画面デザインの保護=○
根拠:EU意匠規則1条(物品性を求めておらず、また、製品にグラフィックシンボルが含まれること明示している)

□中国:画面デザインの保護=運用により×
根拠:2006年に改正された審査指針で明示的に保護しないことが書かれている(注3)

□韓国:画面デザインの保護=運用により○
根拠:2004年に改正された意匠審査基準で保護することが明示されている
保護の要件:物品に一時的に具現化されること

(注1)産業構造審議会 知的財産政策部会「意匠制度の在り方について」(2006年)35頁を参考にした。
(注2)USPTO, MPEP:1504.01(a) Computer-Generated Icons
(注3)呂媛媛「中国における商品携帯の保護の現状―2008年改正専利法の特徴を中心に」Design Protect 83号(2009年)6頁。
posted by かんぞう at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆意匠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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