2005年12月14日

[特許権]一太郎事件に見るソフトウエア特許権の間接侵害における問題点

(これは疑問点がまだはっきりしていない段階でのメモです。こうだ!という法律解釈じゃないですよー。)

一太郎事件知財高裁判決は、方法の発明として成立しているプログラムに関する特許の間接侵害(特許法101条4項)に関し、当該プログラムを「インストールしたコンピュータ」を販売することは間接侵害だが、プログラム自体の販売は、使用することで侵害となるそのもの自体ではない、として間接侵害に当たらないとした。
なるほど、間接侵害を幅広く認めてはいけない、という懸念の表れであろうが疑問も生じる。となると、方法の特許として成立している特許を侵害することになるソフトウエアであってもパッケージソフトとして販売されてしまえば、間接侵害に基づき販売差し止めを食らうことはないのである。
じゃぁ「物」の発明とすればよいのだが、プログラムが物の発明として認められたのは2001年(特許庁が運用基準を変えた)からである。方法の特許としてとるか、装置としてとるかしかなかった時代の特許がまだまだ生きている。
なんとなく釈然としない。もっと調べてみないと。
posted by かんぞう at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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