2008年07月12日

[時事]G8サミットと知的財産

洞爺湖サミットの中で知的財産に関する議論も行われたようだ。

7月8日に外務省で行われたG8知的財産専門家会合報告書〔
本文
〕〔概要〕によると、次の3点が柱である。

○模倣品・海賊版対策
○効率的な知的財産制度
○開発手段としての知的財産制度等

この中で注目すべきことは、
特許制度の国際的な調和の重要性が指摘され、実体特許法条約の議論の加速化の推進が明示的に確認された

ことであろう。専門家会合の参加者が米国の政権関係者であれば非常にインパクトのある確認と言えよう。そうでなく米国特許商標庁関係者であれば、インパクトは半減かもしれない。実体特許法条約に米国特許庁は前向きではあると思われるのだが、いかんせん、政策権限がないのでどうしようもないところはある。

もう一つ注目すべき点は、日本の提案が通った点である。

3)中小企業による知財利用の成功事例の情報共有
かかる成功事例の情報共有は我が国がかねてより国内で積極的に行ってきた分野であり、途上国への技術協力にも有効と考えられることから、今回我が国より新たに提案を行い、WIPO等と協力しつつ、ネットワークの構築を検討していくことが確認された。


事例の背景を丁寧に整理しておけば、制度/経済状況が異なる途上国においても何らかの参考になるかもしれない。
posted by かんぞう at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ★時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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