2009年04月16日

[つぶやき]関空まで時間がかかるのは単純に遠いから

知的財産に関係ないのだが、気になったので取り上げてみた。
この報道、読売からも朝日からもほぼ同内容の記事が出ているので、記者クラブ発表だと思うのだが、疑問がある。情報が足りていない。
(読売新聞2009年4月14日記事「大阪駅―関空30分台!「なにわ筋線」実現へ国交省調査」)
構想では、新線は新大阪駅から地下鉄道でJR大阪駅北の梅田北ヤード新駅を経由してなにわ筋を南北に貫き、分岐して難波駅でJRに、汐見橋駅で南海に接続し、JR阪和線、南海本線で関西空港につなぐ。

 大阪駅―関空の鉄道所要時間が、現在の1時間程度から30分程度短縮できるうえ、新大阪駅で新幹線、東海道線とも接続できるため、京阪神各地から関空への利便性も向上する。

この記事の「大阪駅―関空の鉄道所要時間が、現在の1時間程度から30分程度短縮できる」が特に疑問だ。記事からは、
大阪ー(徒歩)ー北ヤードー(なにわ筋線)ーJR難波ー(阪和線)ー関西国際空港
というルートと
大阪ー(徒歩)ー北ヤードー(なにわ筋線)ー難波ー(南海本線)ー関西国際空港
になると思うのだが、現在でも下記の区間はそれぞれ以下の時間がかかる。
JR難波ー(阪和線)ー関西国際空港 約35分(天王寺乗り換え、特急はるか使用)
難波ー(南海本線)ー関西国際空港 約35分(ラピート利用)

どうやって「30分程度短縮」するのだろうか?

少なくともなにわ筋線の効果で短縮するのではなく、阪和線なり、南海本線を、高架または複々線化した場合の効果ではないのだろうか。

なお、現在でも梅田から難波までは御堂筋線で15分弱(しかも御堂筋線は新大阪からつながっている)。現実に得られる時間短縮の効用はわずかであることが推測される。

アドバルーンにしてはあまりにずさんではないだろうか。意図的にミスリードしているのでないことを願いたい。
posted by かんぞう at 02:05| Comment(2) | TrackBack(0) | ●つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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